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Google AdSense審査に2回落ちて気づいたこと

個人でWebサイトやツールを運営していると、多くの人が一度は通る道が「Google AdSense審査」だと思います。私も自分のサイトで複数のツールを公開し、収益化のためにAdSenseの審査を申請しましたが、結果は2回連続で不合格でした。今回はその実体験と、落選のたびに気づいたことを正直に書いていきます。同じように審査で悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

1回目の落選:記事数とコンテンツ不足

最初の審査申請では、あっさり不合格の通知が届きました。理由として考えられたのは、ブログ記事の数が少なく、メインドメイン自体のコンテンツが薄かったことです。サイトには複数のツールを公開していたものの、それぞれのツールがサブドメインで独立して動いているだけで、メインドメインには「ツール一覧」以外にほとんど中身がありませんでした。

この反省を踏まえ、まずはツールの使い方を解説する記事や、開発の裏側を綴ったコラム記事を増やすことにしました。数週間かけて日本語・英語それぞれで記事を追加し、サイト全体のボリュームを底上げしていきました。これで十分だろうと思い、再申請に臨みました。

2回目の落選:「有用性の低いコンテンツ」という壁

ところが2回目の審査でも不合格。今度の理由は「有用性の低いコンテンツ」というものでした。記事数は増えたはずなのに、なぜまた落ちてしまったのか。正直、最初は原因がまったく分かりませんでした。

きっかけになったのは、サイト内のツール紹介ページやマップページを充実させようと、AIと壁打ちをしていたときのことです。何気ない会話の中で「ルートURLの中身が空ですね」という指摘を受けました。実はメインドメインのトップURLにアクセスすると、実際のコンテンツがほとんど表示されず、空のページに近い状態になっていたのです。サブドメインの各ツールは問題なく動いていたのですが、審査対象となる肝心のルートドメインがこの状態では、当然「有用性が低い」と判断されても仕方がありません。

AIですら気づかなかったという事実

この件で一番驚いたのは、それまでも複数のAIにサイトの構成やSEO面のチェックを依頼していたにもかかわらず、誰もこの空ページの問題を指摘してくれなかったことです。私自身も見慣れたサイトの表示を「いつも通り」として見過ごしていました。

この出来事をきっかけに、他の方が運営しているWebサイトを改めて見直してみることにしました。すると、トップページに導線となるコンテンツがきちんと配置されていたり、初めて訪れた人でも迷わないような案内があったりと、細かい工夫が随所に施されていることに気づきました。自分のサイトはツールを作ることばかりに気を取られ、こうした「訪れた人が最初に見る場所」への配慮が抜け落ちていたのだと実感しました。

審査対策からユーザー視点への意識の変化

2回の落選を経て、私の中で大きく変わったのは「審査に通ること」だけを目的にしていた意識です。もともとは記事数を増やす、ページを追加するといった、あくまで審査基準をクリアするための作業として捉えていました。しかし空ページの一件をきっかけに、「このサイトは実際に訪れたユーザーにとって使いやすいだろうか」という視点を持つようになりました。

具体的には、ルートURLに実際のコンテンツを表示するよう修正したほか、各ツールごとの紹介ページを作成して内部リンクを強化し、サイト全体を俯瞰できるツールマップページも新たに用意しました。これらはすべて審査対策として始めたことですが、結果的にはユーザーがサイト内を回遊しやすくなる改善にもつながっています。

同じように審査で悩んでいる方には、記事数や文字数といった数値的な条件だけでなく、一度まっさらな気持ちでトップページを開き直してみることをおすすめします。自分では気づけない見落としが、案外そこに潜んでいるかもしれません。

私自身もまだ試行錯誤の途中ですが、この経験を糧に、これからもツール開発とサイト運営の両方を丁寧に続けていきたいと思っています。サイトの詳細はchizmotools.comからご覧いただけます。